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THE ビッグオー
オリジナルTVアニメーション


※三日坊主からコチラに抜き出したので、最初の方はあまりマメに書いてません。

Act.1 Roger The Negotiator

 衛星放送で流れていた時には弟が録画していましたが(親のデッキでしかBSは撮れない)、貸してくれなかったので見てませんでした。今回は自室で見られる環境なので、じゃあ見るか〜と思い立ちまして。サンライズだし。主人公大人だし。ロボットでかいし。(は?) 面白そうだなぁとは思っていたですよ。
 んで。
 面白かったですよ! 今期で一番ハマリそうな予感〜。(今年の作品じゃない…笑)
 ちょっと懐かしい感じの絵柄、クールな画面構成、己の美学だけを追及してそうな主人公、そんな彼のモノクロームな外見、謎めく美少女(?)、スパイ大作戦な車や小物、そりゃもうでかくてメイワクな主役ロボ、何事にも動じない多分最強の執事!
 しまった、弟にせっついて貸してもらっとくんだった!と思いましたが、まぁ、これから毎週楽しめるんで良しとします。
 ていうかケーブルは逆に私の部屋でしかで見られないので、続けて放送される予定のセカンドシーズンを弟は見られません。東京の地上波がケーブルだけって珍しいですな。ちなみに私の部屋はその気になれば三回見ることができます。(放送日ズレてるんで…) 一回くらい弟の為に撮ってやるのが美しい姉弟愛でしょうかね?
(021004)
Act.2 Dorothy Dorothy

 新番組の2話もそれぞれ見ましたが。予想通りビッグオーがイチオシ。
 前髪下ろし(寝起き?)たロジャーに反応。普段キッチリお仕事モードな髪形の人が、オフ時に少しラフな髪形を見せてくれたりすると得した気分になるのは何故でしょう。(希少性?)
(021011)

Act.10 Winter Night Phantom

 前から結構好きだったんですが、今日の話で又好きになりました。いいなぁ…ダストンさん。ダンディズム〜。
 でも、何だか可愛そうでしたね。夢の女か…。お話的には、彼女の正体が分らず仕舞いなのも有りだと思いますが、裏に策謀が隠されていたであろうことを思うと、やるせないです。

 今回のロジャーは脇に徹し、ダストンのフォローに回ってましたが。いつもより格好よかったんじゃないか? もしかして?(笑) や、作品全体のトーンが抑え目だったせいですが。ドロシー相手に怒ったり、言葉に詰まったりしている彼も可愛いくて好きですが、友人の為に真摯に動く姿も又素敵。押し付けがましくない距離の取り方もいいし。
 本当に必要なときには、差し伸べる手を持っている。ダストンも、そんな彼だから話相手に選んだのだろうし。年も離れているし、袂も分ってしまったのに、不思議な信頼関係で結ばれている二人。いいですな。

 暖炉の前の床に座り込んでる二人が格好よかったです。ああいう絵に弱いです。ああいう温度(気温じゃないですよ?)にも。
(021205)
Act.11 Daemonseed

 先日長年の友人と電話で話していてどうしてこんなに楽しいのか判りました。それは久しぶりに一番に好きなキャラが主人公だからです。<テレビアニメの話。
 昔は主人公ばかり好きだったのに、いつの間にか脇役にばかり目が行くようになり、「今週は出番無かった」だの「又悲しい役どころだった」だの頭を抱えたり胸を押さえたりするハメになって幾年月。(やや誇張)
 主人公を中心に見るのって、何て気楽で美味しいんだ〜! 脇役にはまることが少なかった頃にはこの素敵さを知らなかったよ〜。(笑)

 や。主人公でも扱いが酷かったり、影が薄かったりすることもありますし、脇役故に美味しい場合もありますが。

 ロジャーってスタイリッシュだけど、結構子供っぽいところもあるし(頑固だったり、癇癪起こしたり)、大人の男っていうよりは若造なんだけど。でも、何だか憎めないというか…万能じゃないところが可愛く見えたらもうオシマイって言いますか。キザな男は苦手だった昔の私には理解できない可愛さ&格好良さで…趣味変わったなぁ…とつくづく思います。

 で。今週のビッグオー。
 ドロシーの女心を理解できないロジャー。(だから酷い男とか言われちゃうんだよ。フェミニストの癖に〜) そんな彼をまんまと操るノーマンが素敵だ!(笑) 8話でマシンガンをぶっ放した彼も素敵だったけど、今週のサイドカーを乗りこなす彼も素敵だ。ノーマンなくしてスミス家の安泰無しだね。
 で。「相変わらず」なロジャー、今週のベストショットはズバリ「芋の皮剥き」でしょう! エプロンに腕まくり、姿勢は前かがみ。可愛いぞ、ロジャー。ノーマンの手伝いをすることもあったんだね。(^-^) …でも、そんな山の様に剥いて、いったい何を作るんですか?(それともあの作業もノーマンの作戦のうち?)
 女心には鈍いロジャーですが、ドロシーを大事だとは思っているのですよね。ラストシーンはほのぼの可愛かったです。騙されたことに気づいた瞬間の顔は絶品でした。有難う、ノーマン!(笑)
(021212)

◇セカンドシーズン◇

Act.14 Roger the Wanderer

 思わせぶりな台詞はビッグオーの醍醐味の一つですが。それがただの味付けなのか、今後にきちんと繋がるのかで評価が変わりそうな一話でしたね。
 根拠の無い自信を振り回す男は嫌いですが、ロジャーには自信満々でいてもらいたいなぁとも思いました。否、ちょっとは謙虚な方がいいけど、あまりにもしょぼくれた彼が惨めっぽかったんで〜。(笑)
 さり気なく語られた生い立ちにもちょっとビックリ。じゃあドロシーに膝枕された時(4話)に浮かんだ面影は…? 微かに残る記憶? 幼い日に見た幻想? それとも誰かのメモリー?
 どこまで謎が解明されるのかも気になりますが、謎解きだけで終わって欲しくない作品でもあります。スマートで洒落ててちょっと可笑しいところが好きなんだもん。(^-^)
(030106)
Act.15 Negotiation with the Dead

 ピアノの旋律に合わせ、いつもの格好いいロジャー節(モノローグ)から始まったセカンドシーズン2話目。が、カメラが寄ってみれば、寝起きに乱れた髪に不機嫌そうな顔のロジャー・スミスが枕を抱えて立っている…。

 可愛ええっ!(笑)

 その後も、相変わらず威張りんボのロジャーと、それをサラっと流すドロシーのヤリトリが嬉しい。ドロシーに無表情なまま「判ってるわ」と言われた時に、肩透かし食らいましたって感じで急にテンションが下がる一瞬が可笑しい。スミス家はこうじゃなきゃねぇ。(ロジャーにしてみれば不本意だろうけど)

 思えば、ロジャーの「我が道を行きたいんだ」っぷりを発揮する時のちょっと神経質(癇癪気味)なそぶりを可愛いと許せてしまうのは、ドロシーやノーマンがそれを「はいはい」って感じで流してしまうからではないかと。彼の流儀に合わせてくれているドロシーたちの方が一枚上手なんですよね。
 あの力関係が逆だったら、例えばロジャーの流儀に嫌々つき合わされているとか、ロジャーの流儀がもっと理不尽なものだったりしたら、違う印象だったろうな、と。

 さび付いたドアノブをドロシーに軽々開けられてたたらを踏むロジャーが可愛いです。更に、次のドアは最初からドロシーにお任せ、って仕草も可愛いです。
 天井の明かり扱いされて怒るドロシーも可愛いです。「あなたってやっぱり最低だわ」 全くだ。(笑) でも、悪びれないロジャーを可愛いとか思ってしまう末期なワタクシ。

 ストーリーの方はシリアスめ、今までの伏線を手繰り初めているようで。13話までの、一見繋がりが見えなかった話の裏が見え隠れ。新キャラとエンジェルの関係が気になる…。もちろん、ロジャー自身の謎が一番気になる。他人のメモリーって奴、無関係な話じゃないですよね。

 今回のテーマ、アンドロイドのメモリーと夫婦愛。ドロシーとロジャーの関係も気になります。ドロシーはそもそも愛についての自意識が少なそうだし、ロジャーは天然で鈍いし。(禁忌に対する意識がそうさせているんでしょうけど) 困ったね。(←私が)

 ファーストシーズンの絵を使った新OP。アメリカ放送用なんでしょうね。テンポ良く派手なアクションシーンを並べたり、登場人物紹介を兼ねているカット割がいかにもって感じ。
 白黒なのが格好よかったです。でも、あれで見るとドロシー強そう〜。(笑) ノーマンも強そう〜。(笑) ロジャー、二枚目っぽ〜い。(え?)
(030110)
Act.16 The day of Advent

 いつの間にか首になっていたんですね、エンジェル。今週は彼女が可愛く見えました。裏が無かったから、かな?
 更に、彼女といるときのロジャーは不遜な感じが可愛い、という日本語として間違ってる状態に。(語彙が足りないだけ…)
  「届くかなぁ」なんてブリッコにまんまと引っかかるワタクシ。ロジャーって性格悪いよなぁと思うのに、何故か可愛い…不思議だ…。(痘痕も笑窪?)
 あ。ノーマンにお買い物を頼まれる場面も好きでした〜。結構ピンチな時でもお夕飯のことを考えてる二人がステキ。余裕って言うか暢気って言うか。

 しかし…ビッグオーって丈夫ですね…。(その一言で片付けて良いのだろうか)
(030117)

 陽の下で過ごすことができない少女に会った後で、サングラスをかけるのを控えるロジャー。時々?優しいよね、ロジャーって。(^-^)
(030124追記)

Act.17 Leviathan

 今週の敵(竜)の姿や音、ウルトラセブン(ウルトラマン?)を思い出したのは気のせいですか?(狙いかと)

 シュバルツ・バルト三度、かと思いきや…。新たな謎を増やしてくれましたね。
 しかし、彼はどこまで真実に近づいていたのでしょうか。それを知ることは人にとって幸福なのでしょうか。彼を見ていると、あんまり幸福そうでも無いんだけど…。知らないまま、今が永遠に続くなんて思ってちゃいけないってことでしょうか? 凡人としては、全てを知った時に何ができるのかということの方が、重いかも…。

 二週続けてドロシーがロジャーと別行動で寂しいです。や、最後合流してましたけど。ていうかアレ、ノーマンが操縦しているのかと思いませんでしたか? それとも…本当はそうだったのか? 14話での思わせぶりな台詞(と演出)以来、ノーマンの正体が気になります。アレックスなんかより余程裏がありそうです。(ドロシーの居場所にビッグオーを送っただけ、でしょうかね?)

 アレックスといえば、彼の目的はやはりゴードンとは別なんでしょうか。「ビッグ」を手に入れてどうしようってんですかね? 見下ろしっぷりが嫌な感じ〜。アラン・ゲイブリエルにまんまと裏切られたりしたら面白いのになぁ。(酷?)

 4話で地下へ降りること(メモリーに近づくこと)を恐怖していたロジャーが、同じ階段を下りていく場面にドキドキ。頑張れロジャ〜、なんて応援したい気持ちに。(本気な辺り…)
 それでいて、アランに圧し掛かられた場面を見て、身体柔らかいね、とかね。や、あんな場面で彼が本当にやられちゃうとは思えないし。ロジャーの運動神経良さそうなところ、好きですv(笑)

 一話完結に見えたエピソードも裏は繋がっていたのかなって辺りが面白くもあり、以前の余裕な感じを望むのは無理なのかなぁと思ってもみたり〜。
(030124)
Act.18 The Greatest Villain

 ど、どこから手を付けたら良いでしょうかってくらい、今週は最初から最後まで顔笑いっぱなしで…↑で余裕な感じは無理?とか言った矢先コレかよ!って感じ。本来、遊びが過ぎると「内輪受け」って匂いが鼻について冷めた気持ちになるという面倒な奴なんですけどね…。ヤラレマシタ!(@▽@)

 相も変わらず朝寝坊を貪りたいロジャー・スミス。ついにピアノをロープで縛って使用禁止に。あのめちゃくちゃな縛り方…ムキになって縛っている彼を想像してみる…馬鹿だなぁ…。(可愛いと同義語…)

 欠伸をしながら赴いたヨシフラヤカモトインダストリー(漢字は当てはめられるのでしょうか? 何かの言葉遊び?)。エントランスには屏風(『記憶』に英語字幕は付くのだろうか? 笑)、出迎えた三人はチビでメガネで糸目で…に、日本人?…でも何か間違ってるよ…その挨拶は寺院?、ナマステ?(笑)、それも皆メモリーを失ったせいなのか。

 ベックに捕まって変な仮面(あれで頭の形を取られたんでしょうか?)を被せられ、モゴモゴ言ってるロジャーがもう…もう…可愛くて仕方ない私はどうしたら。(潔く諦めましょう) あそこ、何ていってるのか全部知りたい。(笑)
 自分とそっくりに作られた人形をあんなに嫌がるなんて…私は私だ〜って男なので、真似されるのは最大の屈辱なんでしょうな。そういう方向にはナルシストじゃないのね。キリキリ怒りながら、腕時計をチマチマ操作している姿も又可笑し。テンション高い独り言もナイス。

 誘拐犯からの連絡に一番オロオロしているのがダストンさんだってのが。いい人だ、ダストンv
 自転車駆って飛び出していくドロシーの勇姿に惚れ惚れ。素敵だ、R・ドロシーv

 走り出したところへ上から被さってきた筒型の檻に勢い余って顔面から衝突…い、痛そう。(^^;) もはや前髪は乱れ落ち、ネクタイを抜かれた襟元も乱れ、よれよれなロジャー。……有難うベック! こんな可愛いロジャーを拝ませてくれて。(腐) その後、髪を整え余裕回復してみせるロジャーも良い。(笑) あの妙に偉そうな態度が余計にベックの神経に触れるんだろうなぁ。(ニヤニヤ)
 が、今週最大の見せ場はドロシーの過激なボケでしょう。最高です。有難うドロシー! こんな可愛いロジャーを以下同文。その後の、二人の世界(やや捏造)もステキです。

 そして、富士山(偽)バックにズーンと立つビッグオーの胡散臭い格好良さと言ったら!
 自分の様式美は大切にするくせに、人の事は知ったこっちゃないロジャーが最低で最高。ベック・ザ・グレートRX3の必殺技がどんなだったか見たかったけどね。(笑)

 ラストシーンまで美味しくて、ゴチソウサマ、もう満腹ですって話でした。危うく粗筋全部書き出してしまいそうに。(それって感想じゃないです) でも、ベックがロジャーを「メガデウス・ドミナス」と呼んだりして、チラリと意味深な場面もありましたね…。できたら漫画版とは違った展開プリーズ〜。
(030131)
Act.19 Eyewitness

 ドロシーとノーマンのコンビが素敵なお話でした。彼女に爆薬が装着された時、巻き込まれる危険を顧みずにそれを掴んだノーマンは凄い。とっさの判断だったのでしょうけど、彼女を救いたいという気持ちが嬉しい。崩れ始めた警察署で、非常用の斧を振りかぶった彼も素晴らしい。ノーマンの格好よさに負けました。(ドロシーの強さも素敵・笑)

 ドロシーを囲むスミス家の今の在り方は気持ちがいいです。
 当初はロジャーもドロシーを只のアンドロイドとしてしか扱わず、ちょっと無神経な発言をしたものですが、それでも彼女がドロシー1に取り込まれそうになったときには「君がドロシーだ」と彼女の個人としての存在を促そうとしていたし、悪用される心配があると判っていながら、彼女のメモリーに手を入れようとはしなかったり、ドロシーがそのままのドロシーであることを望んでいて、他の誰か(人であれアンドロイドであれ)では代用が効かないのだと思っているんですよね。
 今週も、彼女が軍警察に拘束されてしまったことに本気で抗議したり、今やドロシーはロジャーにとって大事な身内なのだなぁと思うと、何だかホッとした気持ちになるのです。(今週冒頭で描かれたスクラップ屋の親父とアンドロイドの関係もそうです)

 人とアンドロイドの相違と関係。フレディを査察官に任命したパラダイムは、アンドロイドの人格を認めていないのでしょう。アンドロイドの有能さや便利さは認知していても、あくまで人にとって有用な物と思っている。とぢらが正しくて、どちらが間違っている、そういうものではないのかもしれませんが、只の物扱いをするには、アンドロイド達は人に似すぎている様な気がします。

 「本当の敵」は誰なのか…ロジャーは何と戦おうとしているのか。何かが見えそうで、でも漠然としていてもやもやします。それは、ロジャーがロジャーであることに拘っていることと関係あるのでしょうか。

 話変わって。最近活動が大人し目のエンジェルさん(26歳)は、海辺(いつもの海ですよね?)でロジャーとツーショット。襟足をクルリと内巻きにして、ちょっとお嬢さまな髪形が可愛いです。
 …で…何ですか? あの良さ気な雰囲気は? ロジャーってば、エンジェルにそんな優しい声と眼差しを向けちゃったりして? いつの間に!?(やっぱ、このところのエンジェルの態度のせいでしょうねぇ…)
 ドロシー好きとしては危うし〜(?)という感じですが…絵になるんだよね…ロジャーとエンジェルのツーショットっつーのも。(浮気物←私が)
 しかし、このままエンジェルが大人しくしているとも思えませんよね。彼女の正体も、本当の目的も、明らかにはされていないんですもの。
(030207)
Act.20 Stripes

 異国の姿がずいーっと見えてきましたね? たびたび登場していた赤い風船は仲間へのメッセージだったんでしょうか? やっと14話ラストのエンジェルの台詞の意味が見えてきました。
 で。アランはやっぱアレックスを裏切る予定ですか? アレックスはゴードンを裏切る予定ですか? ゴードンは只の隠居爺さんじゃないんじゃないの? 誰が一番上手なのか、化かし合い合戦に巻き込まれている筈の主人公は何だか未だに蚊帳の外…頑張れロジャ〜。

 ていうか。先週に引き続き、エンジェルとロジャーが良い雰囲気で。あれは既にデートですな! だって、車乗って、海辺のレストランで食事して、砂浜で手を繋いで…っ! はわ〜っ!(…とか言いつつ、メシの食べ方まで可愛いぞロジャーとかよそ事を考えてたりする奴…病)

 今まで、ロジャーとドロシーが一緒にいるのが楽しかったので、普通なら横恋慕(?)なエンジェルは邪魔だなぁと思うところなんですが、どうしたことでしょうか、エンジェルが可愛いです。二人が見詰め合った刹那、そのまま展開しても問題無いような気持ちに。……ドロシー好きだけど…ドロシー可愛いけど…ドロシーごめんよぉ。(浮気な私で)
 でも結局は、ロジャーはエンジェルのこと傷つけた形になってしまいましたね。あそこまで雰囲気高めといてアレは無いよ、ロジャー。行っとけ!(何か違うし、それは駄目だろ)
 なんちゃって…結果的にどうにもならなかったから、こんなこと言ってるのかもしれません…。(…)

 しかし…ああいう「絵」に弱いとは…私って自分で思っているよりロマンチストだぜ〜。流されそうになったのは二人だけじゃなかったワケだネ。(赤面・笑)
 や、あの辺りの台詞と雰囲気、凄いツボに来ました。手元のアップだったり、シルエットなのも憎い。
 『何のための自制?』『誰のための…』で、ハッとなるエンジェル…酷いや、ロジャー…。(無自覚な辺りが痛いよねぇ) でも名場面だ…。HP根こそぎ削られました。ガクリ…。
 もしかしたらエンジェルの涙(14話)はロジャーのためだったりするのかなぁ、なんて急に思ってしまいました。(全然違ったりして・笑)

 んでロジャー、ドロシーのこと…好きなの? 何だか急に不憫になってきたのは何でですか。多分、思いの外ロジャーの心の地盤が緩かったからだと思われます…。それを救えるのはドロシーだったり、するのかなぁ?(テーマ違うか)

 冒頭、悪夢にうなされて苦しそうにしていたロジャーにメロ〜。ゴードンのところで階段に座り込んでいる姿もカワイイし。その後自信満々に戦う姿とのギャップが凄いけど。その上、あの終わりかただしなぁ…。あのバーコードとトマトのキーワードに怯えるロジャーは痛ましくて嫌ですね。メロ〜とか言ってる場合と違います。

 更にドロシーが危機一髪…! おのれアランめ〜、ドロシーに何をするデスカ〜!(つづく…)
(030214)
Act.21 The Third Big

 な、何てことでしょうか。エンジェル、マジっすか? マジなんですね? わわわ〜。…や、先週のアレを信じてなかったってわけではないんですけど、あそこまで本気とは。うお〜、どうしよう〜、何だかツボなんですけど、その展開! エンジェル、可哀想で可愛い…。(酷いよ私…)
 何もかも見据えたようなドロシーの視線も痛そうです。…ドロシーはどこまで分っているのかなぁ。

 一方、全く動かなくなってしまったビッグオーのコクピットの中で茫然自失なロジャーさん(25歳・エンジェルより年下だったんだね)は又もや白昼夢の世界に旅立ってしまうかと思われるも、ドロシーの危機を知って踏み留まり。(勘違?)
 アランめ、ビッグオーの回線に割り込むとは生意気な。(ソコか?)
 パトカーを堂々と借用するロジャーの厚顔プリが凄いデス。急ぐにはもってこいの車だしネ。グリフォンは脚に収納されちゃってるから、仰向けのビッグオーから出せなかったのね。(ソコなのか?)
 相変わらずロジャーに甘いダストンさん。ベタ惚れですな。(あえて誤解してみたい)
 真面目な話…ダストンはいい男ですね。地に足付いてるし、エンジェルの心の傷にも気づいていたし。大人だなぁ。

 しかし、ロジャー以外の人は口を揃えてロジャーの一番はドロシーだって言うのが凄いなぁ。…今までドロシーとロジャーの微妙な関係が好きだったんですけど…彼が認めようとしないのに、回りから固められていくのを見ていたら、何だかロジャーも可哀想に見えてきました。何ゆえ?(自分でも良く判らない) とは言え、ドロシーを助ける為に頑張るロジャーを見てると、やっぱ自覚してないだけじゃないのか?って思っちゃいます。だって、彼女を抱っこした時の嬉しそうな顔ったら!(重いなぁなんて軽口も出るさ〜)
 つい先程あんな別れ方をしたエンジェルがどうしてそこにいるのかとか、彼女の苦しそうな表情とか、全部後回しにしてしまったロジャーは酷いかもしれませんが、気持ちに応えることができないのなら半端な優しさを提示するよりいいのかも?(否…やっぱり酷いか…ドロシーの立場から見たら違ってくるけど)
 …ビッグオーが恋愛問題でここまで凄い展開になるとは…予想だにしませんでした。

 ロジャーを散々見下していたアレックスが、蓋を開けたらあまりに格好悪くて驚きました。(笑)
 自信満々だから何か根拠があるのかと思ってましたけど、思っていた以上にお坊っちゃん。玩具が欲しかったの? 裏切るとか裏切られるとか、そんな展開以前でしたね。(^^;)
 ビッグ起動画面の文字(神の名においてこれを鋳造する。汝ら罪なし)が途中で切れたことも、偶然ではなさそうですが。『罪なし』と言ってもらえなかったのはアレックスのせい? 操縦法は知っていた様ですが、それとドミナスであることは別ってことでしょうか? ビッグオーと自分の関係を見つめなおしたロジャーが、ビッグファウと戦うことなく収めてしまったのもその辺りに要因が? ロジャー…そろそろ収穫されちゃうですか?(完全になるってどういうことなんだろう…)

 ドロシーはビッグオーとシンクロする術をいつ覚えたんでしょうか。もしかして、最初から? だからロジャーのところへ来た(第1話)のかなぁ。ノーマンとの出会いもビッグオー絡みだったみたいだし。何だかちょっと寂しい…。でも二人とも、今はロジャー個人を好きだよね?(能力もその人の一部なんだけどさ)
(030222)
Act.22 Hydra

 先週あれだけ格好悪いところを曝しておいて、ケロっと偉そうな態度を取り戻しているアレックスが嫌過ぎ。まぁ、あのままビッグファウの出番が無いってことは無いだろうとは思っていましたが。ビッグファウに必要なメモリーって…やっぱりドロシーのことなのかなぁ。ヤだなぁ。
 ロジャーは必死に怒りを抑えている風でしたが、あの場でぶちまけるわけにはいかなかったんでしょうか。…殴ったりしたら捕まっちゃうか…。(そういう問題じゃない?)

 先週、エンジェルを可哀想で可愛いと書きましたが、今週はもう本当に可哀想で、思わずロジャー何やってんだ〜と思ってしまいました。すれ違ってしまったのは彼の責任じゃないんだけど…ていうかロジャーを呼び出したアレックスのせいだね。おのれアレックス。(やや逆恨み)
 あのままロジャーの帰りを待つことが出来たら良かったのに。時間的に無理だったのか。心情的に無理だったのか。両方かな。ドロシーに自分の気持ちを伝えたかったのも本当だろうけど、彼女と二人きりでいるのは辛かったろうし。
 もしも会うことが出来ていたら、何かが違っていたかもしれないのに。何かが取り返しの付かないことになった気がする。そういう巡り合わせって哀しく言ったエンジェルが痛かったです。

 ドロシーはやっぱり何もかも分っているみたいですね。エンジェルのロジャーに対する気持ちも、ドロシーに対する複雑な心境も。そしてこれはもう邪推じゃないと思うんだけど…ドロシーも同じ感情を持っている?
 私は嘘だってつける…。アンドロイドって普通は人に嘘をつけない筈。(黙っていることは嘘をついたことにはならない) あの「嘘」はエンジェルが来たことをノーマンに隠したという意味だけじゃないですよね?
 思えばエンジェル初登場の回で、彼女の名刺を破って捨てたドロシー。エンジェルへ嫉妬したわけで、もしかしたらあの後も嫉妬していたんじゃないかと。だから、エンジェルが謝る必要は無いのだと。でもそれをエンジェルに言いたくは無かったから、あんな硬質な態度をとってしまったのかも…なんて…飛躍しすぎ?(と自分でも思う…^^;) …だって…ドロシーの「嘘だってつける」って言い方が…とても寂しい女の子だったんだもん…。

 雨の中佇んでいたロジャー。頭を冷やしていたのか、自分に対峙していたのか。手の中の花(ていうか茎…なんで持ってきたの?)を見下ろした時、誰の面影を浮かべていたのでしょうか。(シリアスな場面なのに…濡れて落ちた前髪が…憂いを含んだ瞳が…メロ〜v と述べずにはいられないロジャー馬鹿な部分は健在デス)
 最後にドロシーに渡さなかったところを見ると、あの花束はエンジェルに渡したかった…ってことですか? や、間違ってもノーマンじゃないだろ…。(親父ギャグなのか、マジボケなのか)
 謝りたかったのかなぁ。それとも、もしかしたらまだ間に合うと思ってるとか…彼女の決意を知らないわけだし。で、ドロシーから伝言を聞いて、もう会えないのだと知る、とか。(もしそうならイロイロ痛い…)

 感電して叫んだりして、今までで一番肉体的に辛そうな戦いでしたね。その上新たなメモリーまで浮かんだりして苦しそうだったし。あのメモリーに出てきた彼がロジャーと似ていたことに重要な意味はあるのでしょうか?(14話でエンジェルが探していた軍人は彼?) いつの間にか「思い出した」武器を使いこなしたロジャーのメモリー…何だか怖いなぁと改めて思いました。
(030228)
Act.23 Twisted Memories

 40年前に何が起こったのか。
 『記憶を失って哀しんでいるのは、この街の老人だけだ』ってモノローグにあったけど(ほとんどの人は過去に縛られずに今を生きようとしてるって意味だろうけど)、40代でも哀しい目にあってる人はいるし、繋がりを見失った親子、家族、恋人達が沢山いたのだと思うと、あの世界の抱えている闇の深さを改めて感じます。ダストンは当時7歳、それ以前の記憶を失っているし、ノーマンは14歳、思春期まっさかりに白紙にされちゃったんですよね。

 アレックスがゴードンに息子だと認めてもらえなかったというようなことを言っていましたが、彼は当時3歳、パラダイムを今の体制にしたのはゴードンなわけで、それを継いだってことは認めてもらえたことにはならないのか?(ゴードンから譲られたんじゃないのか?)
 収穫を待つトマト=息子達=ドミナス。だからこそ真のドミナスであろうとし、それでも父が振り向いてくれないのなら…そういうことなんでしょうけど…。しかし、全ての謎を解く鍵を握っているであろうゴードンが、あのままあっけなく舞台を降りるとは思えませんよねぇ…。

 ベックがパラダイム(ていうかアラン?)の言いなりってのが…ロジャーを陥れることは彼にとっても異議の無いことだろうけど、利用されるのは不本意な筈。この後、彼が何かしでかしてくれると面白いんだけど…どうだろう?

 先週、ロジャーはエンジェルにもう会えないと思うのかなぁなんてことを書きましたが、考えたらそれは、最終回が近いことを知っている私がそう思ったというだけで、ロジャーにしてみればあんな別れ方をしたままで、しかも追われる身になってしまった彼女を放って置けないかぁ…。(^^;) でもこちらには行動が後手に回ってしまっていることが見えているので、もどかしいです。再会できたときに二人の立場がどうなっているか心配です。あまり辛いことにならないといいなぁ…。
 しかし…彼女を探さなくてはと立ち上がったロジャーを、ドロシーはどんな思いで見ていたのだろうか…。あの時のロジャーの穏やかな顔は…ドロシーにとっては痛みだったりしないだろうか?

 ダストンの前で膝をついてしまったロジャー…なんだかどんどん酷くなってませんか? 「収穫」が近い証拠? 苦悩する主人公は好きですが(正直者)心配です。ヘタレなところもロジャーの魅力の一つだと思うけど(おい)、強気な彼も大好きなので早いところ調子を取り戻して欲しいです。
 例の写真立てが割れちゃいましたが。ロジャーはロジャー・スミスの役割を演じるだけだって言ってたけど、ロジャーと関わってきた人たちにとってのロジャー・スミスだったりもするわけで、あの写真の中で一緒に笑っているダストンの中にもロジャー・スミスは存在するわけで、あの写真にはとても意味があるんだよって…ロジャーにはロジャーが自分で作ってきた繋がりが有るよ?って、だから大丈夫だよ、って。その象徴である気がしました。上手く言えないけど。

 等と少ない脳みそがグルグルやっているうちに話は進み、ロジャーはまたもや後手に回って今度はドロシーが目の前で!(@▽@;) ぎゃ〜、ドロシー! 頼むから諦めないでくれ、脱出を試みてくれ!
 …ドロシーもグルグルしちゃってたみたいで。自分がアンドロイドであることに傷ついてますか? ロジャーと同じ時間を生きられないことを? アンドロイドである彼女はあれ以上成長しないし、もっと先を考えれば年をとらない。(外装を変えていくことは可能かもしれないけど?) だからロジャーの隣で、同じように年月を重ねていくことができるエンジェルに嫉妬していた…。彼女はちゃんと、ロジャーを好きなんですね?! そしてそれを自覚している…! …す、凄い…どうしよう……。(何を)

 淡々と戦うノーマン…なんでそんなに場数踏んでそうなんだアンタ…(笑)…とか、ノーマンもワイヤー装備してるんだ〜とか、コート(オーバー?)の裾を翻すロジャー格好良い〜とか、アクションシーンに関するミーハーな気分もいろいろあったんだけど、ドロシーに全部持っていかれました。(書いたけど) ど、どうなるの〜?(滝汗)
(030310)
Act.24 The Big Fight

 ビッグデュオに「永遠に眠っていたまえ!」、アランに「永遠に夢の中にいろ!」。二度と出てくんな!って気持ちが伝わる今週のロジャーさんのお言葉。(^^;) 意味深な舌戦も激しかったけど、攻撃の仕方もめちゃくちゃ激しくて。ビッグデュオの顔を押さえつけての攻撃は、うわ〜、スゲ〜とか呟いちゃいました。ビッグ同士の戦いは派手だなぁ…。

 それにしても、ロジャーは何であんな風にメガデウスのことを語れるの? 「無根拠な自信」なんてアランに言われたのは腹ただしいけど、本当に、何か根拠があるのか?っていう…。その辺り自覚しているんでしょうかね?
 でも「機械を支配しきっているという傲慢」て部分はどうなんでしょう。アランこそ、支配しようなんて思っているから弾かれたんじゃないの? はっきりと「YE GUILTY」と表示されたのが怖いような嬉しいような。(ビッグに対する不安とアランに対する気持ちが半々) いつ、どんなタイミングで操縦者を選んだり拒んだりするのか。シュバルツの幻?はビッグデュオが見せたのでしょうか? コアメモリーを搭載することによって完成すると言う、「完成」の定義も良く分らないし…。謎が増えちゃったよ、メガデウス〜。

 ビッグオーのお腹に大穴が! 丈夫が売りだったのに!(え)
 修理に呼ばれたオジさんの群れが何やら怖いです。大掛かりな修理だから人手がいるってことだろうけど、何だか初めてじゃなさそうな雰囲気?(よう、又お呼びだぜ、って感じじゃなかったですか?) ロジャーは知っているのかな? 任せるって言ったら、本当に任せちゃってる気もするけど。(笑) 何しろ、家を買ったら執事と巨大ロボットが付いてきた、って事実を受け入れちゃう人だから。鷹揚といえば聞こえがいいけど、深く考えないようになっているんだとしたら…ちょっとイヤン…。(単に性格?)

 機械を触れる人はいるのだから、ノーマンの指示通りに修理することくらいならできるってことでしょうか。あれだけの破損を直ぐに直すということへの説得力の為に描かれた場面だったのかもしれないと思いつつ、深読みたくなってしまいます。40年前に生まれていなかった人や幼い子供だった人は知らない何かを、知っている(或いは忘れていない)人がいるんじゃないかって疑いが…。「失われたメモリー」という周知の事実が胡散臭い様な気すらしてきました。(騙されてるんじゃないかって、ね)

 エンジェルの記憶も作られたものだった…? ダストンの記憶も…? なんて辺りで疑惑に拍車が。
 エンジェルはともかく、ダストンの方はどういう意味なのか…白昼夢? それとも歴史が繰り返されている? 40年前からやり直すってことですか?(=7歳のダストンの存在?) 記憶を移し変えたクローンとか? ロジャーの持っている記憶も、前のロジャーの記憶とか? 本に挿まれていた若き日のゴードンの写真、破れて損なわれた部分にいるのは誰だ。

 なんて謎解きも気になりますが。そんなこと(え?)よりドロシーがっ!! きゃ〜っ!!(@□@;)
 予想はしていたけど…許せねぇ! アレックス! ドロシーを返せ〜。うわ〜ん。(T_T) ベック、何か企んでてくれ。頼むよ〜。(ベックに望みを託したくなる日が来るとは)

 そしてついにロジャーがドロシーへの気持ちを吐露しましたが。…そうだね…ドロシーを大切には思ってるんだ。でもやっぱりアンドロイドだってことは彼の中で動かしがたい事実なんだね。こればっかりは、誰にもどうにも出来ない。ズルイけど、本音なんだもん。(T_T) 意識の無いドロシーに答えるってところが、本当にズルイけど。失ってからじゃないと口に出来なかったのかなぁと思うと、それも切ない。
 でもエンジェルに対する気持ちも嘘じゃなかったんだろうなぁ。お互いちょっと気持ちが弱くなっていて、流された部分もあったのかなぁと思うし。エンジェルのことを傷つけてしまったことには変わり無いし、ズルイことにも変わりが無いんだけど。…駄目だなぁ…ロジャー…。(でも好き。駄目なのは私か)

 ボロボロになってしまったスミス邸が悲しい。あのテラスや内装、好きだったのに。ドロシーのピアノも壊れてしまった。物言わぬドロシーの唇、何も映さない瞳も悲しい。何もかもが一度に損なわれてしまった様で痛々しい…。
 後は全部を取り戻すのみだよ!(やけくそ気味にポジティブシンキング) や、本当に頼みます。(T_T)
(030316)
※歩き出したロジャーの後を、スーッと追いかけてきたグリフォンが可愛かった。(ロジャーが呼んだんだって分ってるけど、何となく意思があるみたいに見えたヒトコマ) そう言えばグリフォンは無傷だったんですね。(T▽T)
Act.25 The War of the Paragigm City

 とうとうグリフォンも傷だらけ。ていうか、あの状況はもしや廃車?(T_T)
 普通に走っているだけでもカッコいいけど、多機能っぷりが素敵。スマートな高級車っぽい外観を裏切る厳つい武装の数々。内装が赤くてちょっと気障なところも好き。…頼む、ノーマン、直してくれ。

 オジさん達はやはり以前から修理に参加していた模様。縁の下の力持ち、人知れず(下手したらロジャーも)街の平和のために働く人々って感じ? 最後の戦いに向かうビッグオーを見送る彼らは、仕事をやり終えた男達って感じで渋かった。例え彼らがこの世界のカラクリを知っていて黙していたのだとしても。(勘繰り?)
 「40年前に失われたメモリー」っていうのは本当のことでしたね。しかしパラダイムシティの真実を知っている人はいる…ってことですよね? それともあれはゴードン一人だけ?

 ロジャーを苦しめてきた悪夢。彼自身が把握していないから、こちらも混乱。すっかり騙されました!(ヤラレタ!) なぜロジャーの夢に出てきたんでしょうか? あの本が与えた暗示?
 逆に、かつてのロジャーのメモリーなのか?と思えたものは…何かが原因で忘れている彼自身のもの? でもそれじゃ計算が…? ロジャーっていったい何者なんだ??(ここへ来てますます正体不明な主人公)
 何をもってして同一人物、自分自身とするのか。肉体か、精神か、魂か。記憶なのか。ダストンの「俺じゃないのか?」って台詞も意味深。ダストンの記憶は彼自身の物であります様に。(>_<)

 ヴェラの鞭がエンジェルに打ち下ろされるシーンに、ぎゃ〜。(T_T) 乙女の柔肌に何しますか。心身ともに痛めつけられるエンジェルが可哀想過ぎる。その上ゴードンまで何か言ってるし。ロジャーも、ヴェラの伝言なんか伝えんでよろしい。いかにも何かの合図みたいな(記憶の封印を解くとか、催眠術とか)台詞じゃないか…。どうなっちゃうんだ、エンジェル。…まさか本当にエンジェルなんですか?

 「迎えに来た、帰ろう」 てアンタそこへ辿り着いたの偶然だろ!ってツッコミはともかく。(笑) いいタイミングで現れてくれました、ロジャー。やっと主人公らしく…ホロリ…。(最近の後手に結構ヘタっていたので効き目抜群)
 エンジェルに上着を掛けてあげるところも良いです。余計な伝言しなければもっと良い。

 ベックは何か企んでいそうです。わ〜、頼むよベック〜。(二週にわたり…^^;)
 先週は気づく余裕が無かったのですが、ビッグファウに積まれたメモリーの形って砂時計に似てますね。砂時計はエンディングにも登場しているアイテム。ロジャーが趣味で集めているというだけでなく、「時間」の象徴だったりするのかな? メモリーって過ごした月日のことでもあるものね。

 最後の「ショウターイム!」はちょっとブチャイクだった。盛り上がるところなのに残念。来週は全編力が入っていると信じて良いですか。…○イ○○イ○(伏せ過ぎ・笑)みたいなオチは勘弁してくれ〜、と個人的不吉な予感を呟いてみたり。ドロシーの事もヨロシク頼みます〜。(>_<)
(020321)
Act.26 The Show Must Go on

 初っ端からビッグイヤーがとんでもないことになっていて「ぎゃ〜!」と叫ぶも、話が進むにつれてもっと凄いことになるので実は見直すまで忘れていたよごめんねビッグイヤー、な最終回感想文。(…台詞の内容も凄かったのにね)
 今まで以上にまとまらず、削っても最大級の長さになりました。お暇なときにどうぞ。

 「We have new world」 先週は否定していたのに、積み上げられたトマトの真ん中で嬉しそうに両手を広げていたのは何で? あれは自分で用意した映像なのか? 中継させているのはアレックスですよね。ビッグオーを倒して、名実共に世界の覇者になる所を市民に見せようってンでしょう?
 ロジャーのことを今度は野良犬呼ばわりだし〜。出来損ないってキーワードは自分に跳ね返るからな。(痛…)

 完全になったビッグファウ、なんだか使徒みたいな技使ってくれやがって憎〜。手首の輪でガシガシとビッグオーを削りやがって更に憎〜。ビッグオーの頭の赤い部分、微妙な透けが好きだったんだけど、やはり他に比べると軟い素材だったのかなぁ。全部取れちゃって、別人みたいだよビッグオー…。(T_T)
 ミサイル・パーティを打ち込んだ結果を息を止めて待ったりして、ロジャーに余裕が無いのがイヤン。その後まともに攻撃食らっちゃったみたいだし。海水が入っちゃうくらいコクピットに打撃を受けて、ロジャー昏倒。危うしビッグオー、危うしロジャー・スミス〜!
 そしてドロシー覚醒………って。えええっ??煤i・□・;)ゲーン!

 ベックでなくても驚きます。凄いよドロシー、根性だよ。や、愛情なのか。(どちらも科学的根拠無いし)
 ドロシ−が復活して嬉しい筈なのに、驚きや疑問が大きくて「ちょっと待って!」って気分に。(苦笑) どういうことなのか。もう元には戻らないかもしれないと言っていたノーマンが全く動じていないのは何故なの。キャパが広いのか、そういうこともあるって知ってたのか。ノーマンならどっちも有りそう…。

 ついに軍警察のバッジを外すダストン。軍警察であることを誇りにしていた彼が、それを見限らなければならないのは本当に悔しかったことでしょう。が、自分の中の正義に従って、本当の誇りのためにバッチを棄てたダストンは格好いいです。そんな彼と同じ道を選んだ仲間達も素敵です。漢だぜ。

 海に落とされるビッグオー。18話でベックが落とそうとしたのと同じ場所? それともあんな場所は沢山あるのか? ビル群は以前にも見たけど、海底というか…パラダイムの底というか…地層(?)が怖かったです。

 ビッグオーまでもがロジャーを取り込もうとしたことに、当然か…と思うと同時に何だか寂しい気持ちに。でも、それに気付いた時のロジャーの選択が…大変嬉しかったですよ。ビッグオーがそれに応えてくれたことはもっと嬉しかったですよ。(T▽T) …もしもロジャーが間違った選択をしていたら、ドロシーはどうしていたのかな?

 エンジェル…ロジャーの上着置いてきちゃったのね…なんてストーリーに関係ないだろな部分を気にするロジャー馬鹿がここに一人。や、羽織っていたら背中の痣が見えな…ゲフンゲフン。Yシャツにサスペンダー姿で戦ういつもとちょっと色味の違うロジャーに萌てたので満足です。(何が?)

 空白のメモリーを埋めようと、ゴードンが掲げた白紙の頁が全て埋まって真っ黒になった場面。
 白=ビッグファウ、黒=ビッグオーと重ね合わせて、ビッグオーが他のビッグと違う点、ロジャーがビッグオーに乗る理由(或いはビッグオーがロジャーを選んだ理由)、更にはロジャーが黒い服を好む理由にまで思いをはせてしまったのは考えすぎですか。

 「私はいったい何者だったのだ?」 こっちが聞きたいです、ロジャーさん。哲学勉強しないと駄目ですか。
 ロジャーが見てきた悪夢は純粋な過去ではなく、どこかにあるかもしれない枝葉の世界? エンジェルが見てきた、或いは見たいと思っているメモリーに、ロジャーがシンクロしていたってことなのか? それ故、ロジャーはネゴシエーター足りえるとか? ぐるぐる。(@▽@;)

 ロジャーを助けに来た漢前なドロシー、カコエ〜。そして助けられちゃうロジャー、カワエ〜。(以下阿呆文章)
 椅子に沈んでいるロジャーのネクタイが水に揺らぐ様に萌え。(そこで何故ネクタイにときめくのか…と自分でも呆れつつ) いきなりの酸素に咳き込む様にもちろん萌え。助けられといて憎まれ口を叩くのもお約束で萌え。更にその憎まれ口の内容そのものに萌え頂点! 濡れて落ちた前髪で見た目年齢下がった挙句、唇まで尖らして。しかもあの言い方。こう…って何、こう…って。どんな風にこう…なのよ、ロジャー。(←細かいところで止めを刺される奴) 「それでこそR・ドロシーだ」に「それでこそロジャー・スミスだ」と返しちゃうゾv くそ〜! 可愛すぎるぞ、この野郎!! 狙いにまんまと嵌っちゃうじゃんかよ〜!!(明朗) そんなにドロシーが元に戻ったことが嬉しいのか!!

 最後なので全壊してみました。(少しは躊躇するべきですか) その直ぐ後のシーンでいつものオールバックに戻っていて、ちょっとばかりちぇ〜っと思ったなんてことは蛇足ですが本当です。

 ビッグオーファイナルステージ。なんだか凄いものが胸に埋まっていてビックリ。破壊力やば過ぎ。正義の味方の武器とは思えん程エゲツナイ…。(滝汗) ベックは…あの武器のことまで知ってたの? それともドロシーと繋がることで強くなるってことを知ってたの? ロジャーがあの武器を使いこなしたことにはもう驚かないけどね。

 エンジェルと交渉するロジャー。いよいよ本来のお仕事です。
 あの場面の彼の台詞が、作品のテーマなのかな。それ以外の例えば世界の謎だとか、ロジャーの正体だとかは味付けであって語り手にとってはさして重要な部分じゃなかったってことなんでしょうかね?(…でも何味なのか知りたいと思うのが人情。半年も…BSで見ていた人なら数年越しで…付き合ってきたんだし〜)

 沢山のモニターに映っていたのは交渉するロジャーの姿と、過去の、そして悪夢の中のロジャーとエンジェルの姿。ロジャーの前にエンジェルが現れたのではなく、エンジェルの前にロジャーが現れたお話、だったんですね?(彼女の人生?にとっては彼女こそが主人公だもんね) そしてそれをエンジェルが肯定したから、ロジャーとドロシーは彼女の後ろに立つことが出来た…のかな? 交渉しているロジャーと同時に存在できたわけでしょう?(しかも二人とも服装が違っていた) それが「Roger The Negotiator」の能力? エンジェルと正しくシンクロすることによって、彼女の居る世界に介入できる?

 いつの間にかエンジェルの手元に置かれていた本の表紙に書かれていた著者名が、「ANGEL ROSEWATER」になっていました。エンジェル・ローズウォーターですよ!煤i-□-)
 ゴードン・ローズウォーターがパラダイムシティを作ったのも、あの本を書いたのも、ロジャーに交渉を依頼したのも、全て、最初から決まっていたことだったんですね?(使命というか運命というか)

 ラスト。どこかで見た風景と、どこかで聞いた台詞。たった一つ違うのは、既にドロシーとエンジェルがロジャーと出会っているということ。世界は最初から、別の枝葉を辿ることにしたのか。それとも巻き戻しは極力少なく、あの物語が続けられることになったのか。個人的には後者希望。更に、そのことを彼らは知ってるのかなぁ?という疑問もあるけど、彼女たちが並んで立っていたところを見ると、知ってそうな気がします。(住民は知らない方がいいことだと思う)

 ……エンジェルの不安を一番煽ったのはロジャーだったような気がするんですけど気のせいですか。(^^;)
 ドロシーとエンジェル、どちらを選ぶのか答えが出ませんでしたが。ドロシーに対する答えはアレで終わりなのか? エンジェルに対する答えはエンジェルの方が出しちゃった気もするしなぁ…。
 一見両手に花ですが、どちらも普通のお相手じゃない辺りが…や…ロジャーも普通じゃないからいいのか。(お) そもそも、普通って何?って気持ちになる街ですしねぇ…。(遠く)

 キャラ萌えとしてはとても楽しかった〜(^-^)と思うのですが。作品全体を考えると、痒いところに手が届いたとは言いがたかったのが残念。それとも残された謎はどこかで解明されるのか? そんなもの分らないままでも、生きていくことはできるってこと?(そりゃそうだけどさ〜)
 We have come to terms. 交渉成立。世界がやり直しになっても、ロジャーはネゴシエーターのままってのが最大のヒントなのかな? 何にしても楽しい半年間でした。有難う!(^-^)
(030407)

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