020108 ハーティア

 ハーティア。20歳。
 赤毛。そばかすの残った陽気そうな顔立ち。形の良い眉を持った美青年。

 タフレム生まれのタフレム育ち。チャイルドマン教室の生徒の一人。補佐としての教育を受けるが、自己顕示欲が強いのが欠点。

 キリランシェロと同期。(数ヶ月だけハーティアの方が年上) 魔術の実力はキリランシェロと互角かそれ以上だが、何故か主席の座を手にしたことはなく、万年次席だった。キリランシェロが去ってから成績を落とし、現在はトトカンタの大陸魔術士同盟支部に配属。自称、雑用係に。
 5年ぶりに再会したオーフェンに、アザリー討伐で名を上げ、タフレムに帰りたいと本音を語り決別。立場の違いから友情を失った。


■プレ編な彼■
 15歳。牙の塔、チャイルドマン教室の一人。フォルテの補佐として、「チャイルドマン・ネットワーク」によって発生するアルモノの処理を請け負っている。

 本編では苦い役所の彼だが、プレ編では元来の陽気なキャラをアピール。キリランシェロ、コミクロンとの悪友トリオぶりが微笑ましい。特にキリランシェロとは仲が良く、変な事件を起こして彼を巻き込んだり、或いは、彼の姉たちの起こす事件に共に巻き込まれたりする間柄。ある意味、戦友と呼べる。

 女性に弱く、すぐに惚れては振られるのを繰り返したり、小遣い稼ぎにティッシの私物を男子生徒に売り捌き、半殺しの目にあったりと忙しい。訓練は厳しいが、その後の彼らを思うと辛くなるほど幸せそうな日々。

 基本的に明るい性格だが、リアリストな一面も持ち合わせおり、任務に於いては冷静に対処する。時として、冷淡な印象を与えることも。

 彼を語るに欠かせない「暗殺者ブラックタイガー」の秘密は、「同情なんていらねえぜ!」に収録の「袖すりあうも他生の縁」にて解明。